
映画や舞台、ドラマでも活躍されている女優の十朱幸代(とあけゆきよ)さん。
今では大女優というイメージですが、若い頃はどのような感じだったのでしょうか。
今回は十朱幸代さんのプロフィールと若い頃の画像を見ていきましょう。
「魚影の群れ」をはじめ、代表的な映画作品もご紹介していきます。
十朱幸代のプロフィール
- 誕生日:1942年11月23日
- 職業:女優
- 出身:東京市日本橋区(現・東京都中央区)
- 本名:小倉 幸子
- 事務所:メディアパートナーズ
- 配偶者:なし(小坂和也と事実婚・-1974年)
- 子供:なし
十朱幸代さんは、東京市日本橋区(現・東京都中央区)出身。父は俳優の十朱久雄さんで、兄弟は兄と妹がいます。
生まれは東京ですが小学生の時に奈良県奈良市に引っ越しました。
15歳の時にNHKの「バス通り裏」でドラマデビュー。
翌年、16歳の時に映画「惜春鳥」で映画デビューしています。
お父様が俳優ということもあり、女優デビューは早かったんですね。
十朱幸代は芸名ですが、お父様と同じ「十朱」の姓を使っています。
デビューから数々の映画、ドラマに出演し、賞もたくさん受賞されています。
舞台デビューは意外と遅く、2009年です。
1961年から1986年の間は歌手としても活動されていました。シングルは9曲、アルバムは4作出しています。
1981年から現在まで続いている日本放送のラジオ「いってらっしゃい」の初代パーソナリティも務めています。
「いってらっしゃい」はその後も女優さんがパーソナリティを担当しています。
CMにも数多く出演されています。特に1968年- 1975年まで担当していた東京ガスのCMが有名でしたよ。
2003年には紫綬褒章、2013年には旭日小綬章も受賞されています。
褒章も勲章も持っているなんてすごいですよね。
プライベートでは十朱幸代さんは恋多き女性とも言われていますが、実は結婚歴はなく独身です。
俳優の小坂和也さんと15年ほど同棲し、事実婚状態でした。
1974年に挙式をするのですが、その年に破局してしまいます。
小坂和也さんとは入籍をしていないので結婚歴はなしなんです。
今でこそ増えてきている事実婚ですが、この時代には珍しかったでしょうね。
十朱幸代の若い頃の画像
十朱幸代さんの若い頃の画像を見てみるととっても美人ですね。
恋多き女性といわれていたのも分かる気がします。
十朱幸代の代表的な映画作品
十朱幸代は今まで数々の映画に出演されています。
十朱幸代さんの映画を見たいと思っても、数が多いのでどれから見たらいいのか迷ってしまう人も多いでしょう。
十朱幸代さんの出演した代表的な映画をご紹介しますね。
「惜春鳥」で映画デビュー
十朱幸代さんは1959年に「惜春鳥」でデビューします。
1959年には「パイナップル姉妹」「三人姉妹」「三羽烏三代記」にも出演されています。
1年間で映画に3本も出演するなんてすごいですよね。しかもデビューした年に。
1960年代はその後もたくさんの映画に出演しています。
1967年の「でっかい太陽」では父、十朱久雄さんと共演しています。
「震える舌」でブルーリボン賞主演女優賞
1980年に公開された「震える舌」は十朱幸代さんの代表作の1つです。
破傷風菌(テタノスパスミン)に侵されてしまった娘とその両親を描いた作品です。
十朱幸代さんは母親役でした。
原作は三木卓さん。自分の娘が破傷風菌に感染したときの体験をもとに作られた作品です。
ですが映画では医療ドラマというよりホラーのようなテイストで描かれていました。
画像を見ただけでなんだか怖いですもんね。
十朱幸代さんはこの作品でブルーリボン賞主演女優賞しました。
「魚影の群れ」で日本アカデミー賞助演女優賞ノミネート
「震える舌」に出演した「魚影の群れ」も十朱幸代さんの代表作です。
吉村昭さんの小説を映画化。主演は緒形拳さんです。
マグロ漁師の主人公が男で一つで育て上げた娘と娘の恋人との関係を描いた作品です。
十朱幸代さんは助演になりますが、演技が注目された作品です。
まとめ
十朱幸代さんのプロフィールと若い頃の画像、過去の代表的な映画作品を振り返ってきました。
俳優と十朱久雄さんを父に持ち、若い頃から映画の世界で活躍してきた十朱幸代さん。
映画だけでなくドラマや舞台でも活躍されていますよね。
数々の映画に出演されていますが「震える舌」「魚影の群れ」などが代表作ですのでぜひチェックしてみてください。