
天空の城ラピュタといえば、老若男女、知らない人はいないジブリの作品です。
その中で登場する、「ドーラ船長」は作品において主要人物であり、ドーラ船長のファンもいるかと思います。
豪胆であり、海賊らしく強欲でもあり、優しさもある「強いお母さん」なイメージがあります♪
そんなドーラ船長の若い頃が可愛らしい女の子だったと聞くと気になってしまいますよね?
ラピュタに登場するドーラ船長の若い頃やセリフ、シータとの会話を今回は紹介していきたいと思います(^-^)
ドーラ船長の若い頃
上の画像がドーラ船長の若い頃の肖像画とその「若い頃」と言っていた場面です。
パズーに危害を加えないのならと、シータはパズーを突き放し、悔しく思いながら家路に着くとドーラ率いる海賊が待ち構えていました。
そのまま捕まり、パズーから事の話を聞き、「男を助ける為につれない仕草・・・私の若い頃にそっくりだよ!」と言っています。
そして若い頃の肖像画は、海賊が所有している飛行船、「タイガーモス号」の船長の私室にありました。
確かに見てみますと、髪色が違う位で実際に並んで姉妹と言われたら分からない位に似ています!
確かにシータの性格を考えてみますと、作品の冒頭から混乱に乗じて逃げる為にムスカの頭を瓶で殴る度胸や終盤で
パズーを守る為に身体を張って守っていたりと、行動力があります。
因みに、若い頃そっくり!といった後、「お前達も嫁にするならああいう子にしな!!」と息子3人へ促していますが、
肝心の息子たちは、「えぇ・・ママのように・・・なるのぉ?」と、普段ドーラ船長の怖さを知っているが故に
疑問しか出てこなかったようです♪
その後、シータを無事救出した後も、「信じられるかぁ?あの子がママみたいになるんだぞぉ?」と、
救出中ずっと考えていたような節の言い方をしています(^-^)
息子達をみていると、海賊なのにほっこりしてしまう場面が多い印象ですね♪
ドーラ船長の息子達と背景
ドーラ船長とその仲間たちと言えば、ほっこりする息子達。
まずはその息子達の紹介をしたいと思います。
シャルル
三人兄弟の長男。30歳。パズーの親方であるダッフィーとひと悶着した際にシャツを弾くほどの筋肉を披露している。
ルイ
三人兄弟の次男。25歳。シータに一目惚れをして仕事を抜け出してシータの手伝いをしようとした。
シータに会う前にチョビ髭を整える繊細な一面もある。
アンリ
三人兄弟の三男。20歳。あまり作品で見る事はないが、タイガーモス号の操縦をしている。
パズーを捕えているシーンで上の兄弟は食べ物を食べているが、彼はパズーが逃げないよう縛っている所から見ると
嫌がらず何でもそつなくこなすイメージがある。
どの兄弟も個性的ですが、やはり母であるドーラ船長には頭が上がらなく、言われた事をキビキビとこなすシーンが多いです。
子供がいるからには父親の存在が気になりますが、作中には出て来ません。
ですが小説で父親がどんな方なのか載っていました!
昔ドーラ船長が航海して海賊をしていた頃に旦那となる天才発明家と出会い、そしてなんと攫ってきてしまったそうです(^-^)
攫ってしまう辺りドーラ船長の性格は昔と変わらないんですね♪
そして、旦那さんがタイガーモス号や数々の発明をし、それに乗り空を舞台に海賊業をしているみたいですね。
ドーラ船長のセリフ集
ドーラ船長のセリフと言えば皆さん絶対1つは思い出すかと思います。
他にも何気ないセリフだけど、背景を想像すると深く考えさせられてしまうセリフが多く、それを厳選して紹介していきたいと思います。
40秒で支度しな
これは誰もが知るセリフ。
意外とドーラ船長だから声を張り上げて言っているように思いますが、実際そんなことはなく、シータと飛行石、
そしてパズーがいればシータも自分サイドに来るだろうと錯誤した結果、時間がないので淡々と話しながらパズーを縛った縄を切っていました。
女は度胸だ
シータと飛行石の為に向かっていたが、そこは火の海と化して一旦引こうとしますが、
その中心にシータがいるのを知り、腹をくくって向かいます。
片親で息子を育て船長として数々の危険に立ち向かっていっていたからこそ出来る、切り替えの早さと行動力を見せられる場面。
全く・・いつまで経っても子供なんだから・・・
パズー、シータが海賊で働かせてくれと申し出て許可が出た途端、今まで男だけで料理をしていたのでしょう。
兄弟達はシータに作れるものを聞いていた時にドーラ船長は呆れて呟いてしまう場面。
しかし、そこにはドーラ船長なりの愛情を感じる所があります。
何故ってお前は女の子だよ!
上空で監視する為にタイガーモス号から分離させて小型機を飛ばす際、シータがその場にいるのは危険すぎるからと、
戻ってくるよう無線機で伝えますが、「あら!おばさまも女よ!それに私は山育ちで目がいいの!パズーもそうしろって!」
とパズーは一言も言っていないのに押し切り、ドーラ船長に言い返します。
それに対し、思わず笑ってしまう場面。きっと昔の自分を思い返し、改めてシータという子を可愛く思えてしまっているようにも見えます。
上記のセリフが最もドーラ船長の背景が浮かび上がるセリフでした。
最初は怖い海賊という印象でしかありませんでしたが、見れば見るほど、そしてセリフを考えてみると、母親として、
女性として、色んな面が見れました♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、天空の城ラピュタからドーラ船長に焦点を当てましたが、若い頃の顔立ちや性格がシータと凄く似ていましたね!
ジブリ作品は、主要人物やその周りにいる人達の個性が強く、先の展開が分かるほど見ても、また見てしまいたくなる魅力に溢れています。
肖像画の時のドーラ船長の年齢は18歳頃だそうです。
歳を重ねるうちに両親のどちらかの血が濃くなっていったのでしょうか?
まだまだ気になってしまう所が多く、尽きないですね♪
頭の回転が早く、機転も利き、肝が据わっていながらも、女性として、母としての優しもあるドーラ船長。
まさに「最強の母」なのではないでしょうか(^-^)
兄弟や部下達が彼女についていく理由が理解できたい気がします。
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