
西川きよしさんは若い頃漫才コンビ「やすきよ」でブレイク。
現在は「きよし師匠」と呼ばれて後輩にも慕われているイメージがありますよね。
そんな西川きよしさんは心に残る名言や数々のエピソードを残していることでも有名です。
今回は西川きよしさんの若い頃から現在までを画像や名言と共に振り返っていきます。
若い頃は吉本新喜劇に出演
- 生年月日:1946年7月2日
- 職業:タレント、元衆議院議員
- 出身:高知県高知市
- 本名:西川潔
- 所属事務所:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
- 配偶者:あり(西川ヘレン)
- 子ども:西川忠志(俳優)、西川かの子(タレント)、西川弘志(元俳優)
西川きよしさんは高知県出身ですが、小学生の頃に大阪へ引っ越してきているようです。
5人姉弟の長男として生まれ、なんと10歳の若い頃から新聞や牛乳配達などのアルバイトをして家計を支えていたそうです。
中学生の頃、父親が倒れてしまったことから高校進学を断念。
自動車修理工場に就職しますが手の火傷が原因で退社しています。
この時、先輩から芸の道を勧められました。
石井均さんに弟子入りしていましたが1年後に「人が足りないから」という理由で吉本新喜劇の研究生として入団したそうです。
はじめは付き人をしていましたがなんばグランド花月で初舞台に上がります。
そして端役ですがなんばグランド花月に出演をし続けていました。
端役でしたのでこの頃の西川きよしさんの画像はほとんど出回っていないようです。
西川きよしと西川ヘレンの結婚エピソード!
西川きよしさんが吉本新喜劇でデビューしたころ、人気女優だったヘレン杉本に出会い、恋に落ちたエピソードがあります。
ヘレン杉本というのはのちに奥さんとなる西川ヘレンさんです。
ある日ヘレンさんが舞台中に倒れてしまい、西川きよしさんは近くにあった自宅に連れて帰って看病したそうです。
西川きよしさんの家族は一家総出でヘレンさんの看病をしました。
母子家庭で育ったヘレンさんは「仲のいい素敵な家族だな」と思い、そこから交際がスタートしました。
そして事務所にも2人の交際がばれて大反対されてしまいます。
ヘレンさんは吉本新喜劇の看板女優。かたや西川きよしさんは大部屋役者ですからね。
事務所からは「結婚したいならどちらかが事務所を辞めろ」とまで言われたそうです。
そこでヘレンさんが「私が仕事を辞めてあなたをささえてあげるからもらってくれませんか?」と逆プロポーズ。
めでたく結婚にいたったそうです。
西川きよしさんは人気女優のヘレン杉本を引退させたことで、会社や劇団から冷たくされてしまいますが、
そこから人気芸人に上り詰めたのですから、ヘレンさんの言ったことはただしかったということですよね。
漫才コンビ「やすきよ」を結成したころの画像
その後、西川きよしさんは歌謡浪曲師の中山礼子の紹介で横山やすしさんに出会います。
横山やすしさんはその頃すでに大人気の漫才師でした。
「君はお芝居より言葉のキャッチボールの方が合っている」とやすしさんから何度も漫才への道へ誘われますが、
西川きよしさんは漫才をやったことがなかったので迷っていました。
会社からも「漫才の道に進んだら二度と新喜劇には戻れないぞ」と止められていたそうです。
ですが、ヘレンさんの後押しもあり、漫才コンビ「やすきよ」を結成することになったのです。
上はやすきよ結成時の画像です。
西川きよしの名言「小さなことからコツコツと」
西川きよしさんは数々の名言を残していることでも知られていますが、
中でも有名なのは「小さなことからコツコツと」ではないでしょうか。
「小さなことからコツコツと」というのは元々はギャグだったんです。
やすきよ時代にやすしさんと取っ組み合いのけんかになり、やすしさんは「もう解散や!」と怒鳴って去ってしまいました。
後日、西川きよしさんが事務所に解散の旨を伝えると、「解散するのは構わないけど決まっている仕事はやってもらわないと困る」といわれたそうです。
そこで西川きよしさんは思いとどまり、「今後も小さなことからこつこつとやらさせてもらいます」といったとか。
このセリフが語り継がれて「小さなことからコツコツと」というのがギャグになり、そして名言になったというエピソードがあるんです。
まとめ
西川きよしさんの若い頃のエピソードや名言を画像を交えて振り返ってきました。
若い頃は吉本新喜劇に出演し、まだ売れていないころに西川エレンさんと結婚。
その後横山やすしさんと「やすきよ」を結成してブレイクしたんですね。
やすしさんが芸能活動を自粛している間に参議院選挙に出馬、18年に渡り議員として活動もしてきました。
現在は政界からは引退し、タレントとして活動されています。
「きよし師匠」と呼ばれ後輩からも慕われている西川きよしさん。
今後もたくさんのエピソードや名言が出てきそうですよね。