
数々の映画やドラマで活躍されている小日向文世さん。いい人の役も悪い人の役も似合いますよね。
今ではベテラン俳優ですが、若い頃はどのような感じだったのでしょうか。
小日向文世さんのプロフィールと若い頃の画像、過去の映画、ドラマ作品を見ていきましょう。
小日向文世のプロフィール
- 誕生日:1954年1月23日
- 職業:俳優
- 出身:北海道三笠市
- 本名:同じ
- 身長:164cm
- 事務所:ファザーズコーポレーション
- 配偶者:一般女性(1993年~ )
- 子供:長男(小日向星一・俳優)、次男
小日向文世さんは1954年に北海道三笠市で生まれます。地元の中学、高校を卒業後上京。
グラフィックデザイナーになるためにお茶の水の専門学校に通っていました。
その時、スキーで複雑骨折などの大けがをしてしまいます。
8回も手術をして治療に1年間以上かかりました。
これだけ痛い思いをしたのだから、自分の好きなことをやろう、と今度は写真家を目指します。
写真の専門学校を卒業するのですが、何か違うと感じ、俳優を目指すことになりました。
これが22歳の時です。俳優を目指し始めた時期はずいぶん遅いんですね。
俳優を志し、文学座のオーディションに応募しますが不合格。
ですが、知り合いのつてで文学座に所属していた中村雅俊さんのコンサートスタッフになり、
いつの間にか中村雅俊さんの付き人になっていました。
とはいえ、文学座に入ったわけではありません。
中村雅俊さんにも、俳優になりたいならどこか劇団に入るべきだとすすめられていたんですよ。
1977年の23歳の時、串田和美さんが主宰する「オンシアター自由劇場」のオーディションを受けて合格。
ようやく役者として活動するようになります。
徐々に重要な役をやるようになり、看板女優だった吉田日出子さんの相手役までするようになったんですよ。
この頃は舞台ばかりで映画やドラマにはほとんど出演していませんでした。
39歳の時、同じ劇団で女優をしていた女性と結婚。41歳で長男、その後次男も生まれています。
ですが42歳の時に劇団が解散してしまいます。
その後は劇団に入らず、映画やドラマの世界で活動しようとするのですが、演じたのは端役ばかり。
5年間で出演した連毒ドラマはたったの1本でした。
当然家計は火の車状態で、事務所から給料の前借をして生活していたんです。
アラフォーになってからこんなに苦労されていたとは知りませんでしたよね。
2001年の47歳の時、三谷幸喜さん演出の舞台「オケピ!」に出演します。
この時の演技に目をとめたフジテレビのプロデューサーから木村拓哉さん主演のドラマ「HERO」のメインキャストに抜擢されます。
ここから人気に火が付き、コンスタントに仕事が来るようになったんですよ。
小日向文世さんは完全に遅咲きだったんですね。
小日向文世の若い頃の画像
見てきた通り、小日向文世さんは若い頃は舞台役者として活躍し、あまりテレビには出ていませんでした。
ですから若い頃の画像があまり出回っていません。
数少ない画像を見るととってもイケメンですね!どことなく堺雅人さんに似ているような気もします。
どんな映画に出演している?
小日向文世さんは1988年に「上海バンスキング」で映画デビューしています。
その次に出演したのは1996年の「眠る男」と8年のブランクがあります。
1990年代はちょいちょい映画に出演していますがどれも端役でした。
2001年に注目されるようになってから映画でも重要な役を演じるようになりました。
2004年の「銀のエンゼル」では初主演を務めています。
その後「サイドウェイズ」、「犬飼さんちの犬」、「サバイバルファミリー」でも主演をしましたよ!
代表的なドラマ作品
小日向文世さんがドラマデビューしたのは1993年の「説得 エホバの証人と輸血拒否事件」です。
ですが初めは端役ばかりでした。
2001年の「HERO」で注目されてから、徐々に重要な役も演じるようになりましたよ。
「さよなら、小津先生」、「木更津キャッツアイ」、「タイガー&ドラゴン」、「まれ」、「真田丸」などが代表作です。
2008年には「あしたの、喜多善男 - 世界一不運な男の、奇跡の11日間 -」で連続ドラマ初主演を務めました。
まとめ
小日向文世さんのプロフィールと若い頃の画像、過去に出演した映画、ドラマ作品について見てきました。
俳優を志したのが22歳と遅めな小日向文世さん。
中村雅俊さんの付き人を経て、劇団に所属。42歳で劇団が解散し、映像の世界に入ります。
初めはパッとしなかったのですが、47歳の時に出演した「HERO」で注目され、
それからはコンスタントに連続ドラマなどに出演するようになりました。
今後の小日向文世さんの活躍も楽しみですね!