
「大岡越前」でおなじみの加藤剛(かとうごう)さん。
2018年に80歳で亡くなってしまいましたが、若い頃はどのような感じだったのかご存じですか?
今回は加藤剛さんのプロフィールと若い頃の画像、息子さんとの共演についても見ていきましょう。
加藤剛のプロフィール
- 誕生日:1938年2月4日
- 職業:俳優
- 出身:静岡県榛原郡白羽村(現・御前崎市)
- 本名:加藤剛(かとうたけし)
- 身長:173cm
- 事務所:俳優座
- 配偶者:伊藤牧子(女優、声優)
- 子供:長男(夏原諒・俳優)、次男(加藤頼・俳優)
加藤剛さんは静岡県榛原郡白羽村(現・御前崎市)生まれ。
7人兄弟の6番目で、4人の姉と兄、弟がいます。お父さんは小学校の校長先生でした。
厳しい家庭で育ったんでしょうね。
中学生まで静岡県で育ち、中学3年生の時に姉の住む東京都文京区に出てきます。
昔から映画や演劇に興味を持っていたのですが、俳優志望という訳ではありませんでした。
高校に入り、部活の先輩の誘いで演劇を手伝ったのがこの道に入ったきっかけです。
実際に豚帯に出るようになり、役者を志します。
高校卒業後は早稲田大学文学部演劇科に進学。卒業後は俳優座の養成所に入ります。
なんと、20倍もの倍率を突破して入ったんですよ。すごいですよね。
養成所に在籍中に「人間の條件」でドラマデビュー。
ドラマ出演のため1年間休学し、13期生として卒業しました。
同期には石立鉄男さん、横内正さん、佐藤友美さん、細川俊之さんなどがいます。
1963年には「死闘の伝説」で映画デビューも果たしています。
その後数々の映画、ドラマ作品に出演されました。
加藤剛の若い頃の画像
加藤剛さんの若い頃の画像を見てみると、渋くてかっこいいですね!
普段の洋装も、時代劇での和装も似合っています。
晩年の加藤剛さんとはまた少し面影が違いますね。
1976年に「風と雲と虹と」という曲をリリースしていますが、曲を出したのはこれ1曲です。
1980年には「海と薔薇と猫と」を出版。その後も2冊の本を出しています。
プライベートでは健康的な生活を送っていました。
そのせいもあってか厚生労働省の「健康日本21推進国民会議」に選ばれ、健康大使としても活動していたんですよ。
ですが、加藤剛さんは2018年6月18日に胆のうがんのため、80歳で亡くなりました。
出演したドラマ作品
加藤剛さんは1962年に「人間の條件」でドラマデビュー。その後も数々の作品に出演します。
中でもヒット作となったのは1970年の「大岡越前」です。
大岡越前では1970年から1999年まで主役の大岡忠相を演じています。
20年も1人の役者が1つの役を演じるなんて珍しいですよね。まさに当たり役です。
時代劇に出演されることが多かったですが、大岡越前が放送終了してからは現代劇にも出演されるようになります。
「坂の上の雲」「命のビザ」などが代表作です。
土曜ワイド劇場や月曜ゴールデンなど2時間サスペンスに出演されることも多かったですね。
2017年に放送された「事件18」というスペシャルドラマがドラマでの遺作です。
映画では「砂の器」「戦争と人間」「沈まぬ太陽」などが有名ですね。
また、「今夜、ロマンス劇場へ」は映画での遺作になりました。
息子との共演は?
加藤剛さんには息子が2人いて、2人も俳優をされています。
長男は夏原諒(なつはらりょう)さん、次男は加藤頼(かとうらい)さん。
2人も芸名で、本名は長男が大治郎、次男が小次郎です。
加藤剛さんは昔から家族をとても大事にしていて、地方で撮影していても必ず週末には自宅に帰っていたそうです。
「メレンゲの気持ち」「いい旅夢気分」「徹子の部屋」などで2人の息子と共演されています。
また、加藤剛さんの代表作である「大岡越前」の最終回スペシャルでも2人の息子と共演しています。
お互いいい思い出になったでしょうね!
まとめ
加藤剛さんのプロフィールと若い頃の画像を見てきました。
加藤剛さんは若い頃から渋くてカッコよかったんですね。
加藤剛さんの代表作といえばやっぱり「大岡越前」です。主演を20年間勤めていました。
2006年に放送された最終回スペシャルでは、息子である夏原諒さん、加藤頼さんと共演しています。
加藤剛さんは残念ながら2018年に亡くなってしまいましたが、今後も2人の息子の活躍が楽しみですね!